リテーナーや矯正用のマウスピースを装着している方にとって、「水を飲んでも大丈夫なの?」という疑問はよくある悩みです。
実は飲み物の種類によっては、マウスピースの劣化や口内トラブルを招くこともあります。
この記事では、水の安全性だけでなく、避けたほうがよいNG飲料や正しいケア方法までわかりやすく解説します。
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マウスピースをつけたまま水を飲んでも問題ないの?
マウスピースを装着したまま水を飲んでも良いのかどうか、気になる方は多いのではないでしょうか。
ここでは、水の性質や専門家の意見をもとに、安全な水分補給の方法について解説します。
基本的に水を飲むのは問題ない理由
マウスピースをつけたまま水を飲むことは、基本的に問題ありません。
特に純粋な水は無色透明で、糖分や酸が含まれていないため、マウスピースの変色や劣化を引き起こす心配がないからです。
また、口内の乾燥を防ぐ効果もあり、装着中に適度に水を摂取することはむしろ推奨されています。
ただし、ジュースやフレーバーウォーターなど、見た目は水に似ていても成分が異なる飲料は注意が必要です。
医師や歯科医が推奨する水分補給の仕方とは
医師や歯科医が推奨する水分補給方法は、こまめに常温の水を少量ずつ摂ることです。
冷たすぎる水は歯やマウスピースに刺激を与える場合があり、常温の水が最も自然で体にもやさしいとされています。
また、マウスピース装着中はペットボトルの直飲みや水筒を使うことで、清潔に水分補給ができます。
飲んだ後に軽く口をゆすぐことで、マウスピース内の環境をより良好に保つことも可能です。
長時間の装着中に水分補給が必要な理由
マウスピースを長時間装着していると、口腔内が乾燥しやすくなります。
口の中が乾くと、細菌が繁殖しやすくなり、口臭や虫歯のリスクが高まる可能性があります。
そのため、適度な水分補給はマウスピース使用中の口内環境を健康に保つ上で非常に重要です。
とくに睡眠中や集中して作業しているときなど、無意識に水分が不足しがちな場面では、意識的に水を摂ることが推奨されます。
常温水・冷水・炭酸水はOK?水の種類による影響
「水」と一口に言っても、実はその種類によってマウスピースへの影響が異なります。
ここでは、常温水・冷水・炭酸水・フレーバー付きの水について、それぞれの安全性や注意点を詳しく見ていきましょう。
常温水が最も推奨される理由
マウスピース装着中にもっとも安心して飲めるのが常温の水です。
常温水は歯やマウスピースに急激な温度変化を与えることがなく、素材の変形リスクがない点で非常に安全です。
また、体への負担も少なく、日常的な水分補給にも適しています。
歯科医も、長時間装着する人には常温水でのこまめな水分補給を勧めており、習慣化することで口腔内の健康を保ちやすくなります。
冷水を飲むとマウスピースに与える影響とは
冷たい水は清涼感があって飲みやすい反面、マウスピースに悪影響を及ぼす場合があります。
素材によっては、急激な冷却によりわずかながら収縮し、装着感が変化することがあるからです。
また、知覚過敏の症状がある人にとっては、冷水が歯に刺激となり不快感を伴う可能性もあります。
そのため、頻繁に冷水を飲むのではなく、できるだけ常温に近い状態の水を選ぶのが無難です。
炭酸水は酸性のため避けたほうがいい理由
一見水に見える炭酸水ですが、実は酸性度が高く、マウスピースにはあまり適していません。
炭酸の泡に含まれる二酸化炭素が水と反応して炭酸(H2CO3)となり、これがマウスピースの樹脂素材を徐々に劣化させる恐れがあります。
さらに、酸性の環境は歯のエナメル質にも影響を与えやすく、虫歯のリスクも高まるため注意が必要です。
無糖であっても、装着中の炭酸水の摂取は控えることが推奨されます。
フレーバー付きの水がNGとされる理由
フレーバー付きの水は、見た目こそ無色透明ですが、香料や甘味料、酸味料などが含まれている場合が多く、注意が必要です。
これらの成分がマウスピースに残留すると、着色や劣化の原因になるほか、虫歯や口臭のリスクを高める恐れもあります。
「水だから大丈夫」と油断せず、成分表示をよく確認することが大切です。
マウスピースを装着している間は、できるだけ純粋な水のみを選ぶようにしましょう。
マウスピース装着中に避けるべきNG飲料一覧
「水ならOK」と理解していても、それ以外の飲み物については曖昧なままにしていませんか?
マウスピース装着中に口にする飲み物は、素材の劣化や虫歯リスクに直結することがあります。
ここでは、装着中に避けるべき代表的なNG飲料とその理由を具体的に解説していきます。
砂糖入り飲料が虫歯のリスクを高める理由
砂糖が含まれている飲み物は、マウスピース装着中には絶対に避けたいもののひとつです。
糖分は口腔内の細菌のエサとなり、歯垢の原因となる酸を発生させます。
マウスピースを装着していると唾液の流れが制限され、自然な洗浄作用が低下するため、虫歯のリスクがさらに高まります。
ジュースやエナジードリンク、加糖のカフェドリンクなどは、装着中には控えるよう心がけましょう。
お茶やコーヒーで着色してしまう可能性があるから
緑茶・紅茶・コーヒーなどに含まれるタンニンは、マウスピースに色素沈着を引き起こす原因になります。
透明なマウスピースは少しの色移りでも目立ちやすく、清潔感が損なわれてしまう可能性があります。
また、着色は落とすのが難しく、見た目の悪化だけでなく臭い残りの原因にもなるため注意が必要です。
どうしても飲みたい場合は、マウスピースを外してからにしましょう。
スポーツドリンクが口内を酸性にするリスクがあるから
スポーツドリンクは一見健康的に思えますが、実は酸性度が高く、糖分も含まれていることが多いため要注意です。
酸性の飲料は歯のエナメル質を溶かしやすく、マウスピースの表面も傷みやすくなります。
また、糖分によって細菌が活性化しやすい環境ができ、虫歯や口臭のリスクが増大します。
運動後などに飲む場合も、装着を外してから摂取し、口をすすぐことが大切です。
アルコール飲料がマウスピースに悪影響を与えるから
アルコール飲料は、マウスピースの素材にダメージを与える可能性があります。
特に高濃度のアルコールは、プラスチック素材を乾燥・劣化させやすく、ひび割れや変形の原因にもなりかねません。
さらに、アルコールの糖分や酸性度によって口腔内環境が乱れやすく、虫歯・歯周病のリスクも増します。
飲酒をする際は必ずマウスピースを外し、使用前後のケアも忘れずに行いましょう。
色素沈着や変形のリスクを高める飲み物
マウスピースを清潔に保つには、飲み物の選び方が非常に重要です。
中でも「見た目は無害そうでも実はリスクが高い」飲み物がいくつか存在します。
ここでは、色素沈着や素材の変形・劣化を引き起こしやすい飲料について詳しく解説します。
紅茶・ウーロン茶は色素が強く沈着しやすいから
紅茶やウーロン茶には、タンニンという強い色素成分が含まれています。
これらの色素はマウスピースの素材に付着しやすく、長期間の使用で黄ばみや茶ばみを引き起こすことがあります。
透明なマウスピースは見た目の清潔感が重要なため、着色は避けたい問題です。
飲む場合はマウスピースを外すか、飲んだ後すぐに口をゆすぐなどの対策を取りましょう。
ワインやコーラなどの濃色飲料が変色の原因になるから
赤ワインやコーラなど、色の濃い飲み物はマウスピースに深刻な着色ダメージを与える可能性があります。
これらの飲料には強い色素や酸性成分が含まれており、着色だけでなく素材の表面を粗くして汚れをつきやすくする性質もあります。
また、酸性度が高いことでマウスピースの耐久性にも悪影響を与えることがあるため、装着中の摂取は控えるのが賢明です。
熱すぎる飲み物はマウスピースの変形を招く可能性があるから
マウスピースは多くの場合、熱に弱い樹脂素材でできており、高温の飲み物に触れると変形する恐れがあります。
特にお茶やスープなど、温度の高い飲み物を口に含んだ際にマウスピースが装着されていると、フィット感が変わる原因になります。
変形したマウスピースは歯並びへの圧力が偏るなど、矯正効果にも悪影響を及ぼすため注意が必要です。
飲み物は常温またはぬるめの温度にしてから摂るようにしましょう。
果汁入りジュースに含まれる酸が素材を劣化させるから
オレンジジュースやグレープフルーツジュースなどの果汁飲料は、天然由来の酸を多く含んでいます。
これらの酸がマウスピースの素材に長時間接触することで、表面のツヤが失われたり、素材の微細な劣化が進むことがあります。
また、酸性の環境は虫歯のリスクも高めるため、マウスピース装着中は特に避けたい飲料です。
果汁入り飲料を飲む際には、必ずマウスピースを外し、飲用後は水で口をすすぐことを習慣にしましょう。
マウスピースを清潔に保つための飲み方とケア方法
マウスピースを長く快適に使い続けるためには、日常的なケアが欠かせません。
飲み物の選び方だけでなく、その後の口内ケアや洗浄方法を習慣にすることで、着色や臭い、劣化を防ぐことができます。
ここでは、マウスピースを衛生的に保つための具体的な飲み方とお手入れ方法をご紹介します。
飲んだ後はうがいや水で口をすすぐこと
マウスピースを装着したまま飲み物を摂取した後は、すぐにうがいをするか、水で口をしっかりすすぐことが大切です。
これは、飲み物に含まれる糖分や酸、色素がマウスピースや歯に残るのを防ぐためです。
特に着色や虫歯の原因になりやすい飲料を飲んだ後は、できるだけ早く口の中を清潔に保つ習慣をつけましょう。
水ですすぐだけでも、マウスピースの寿命を延ばすことにつながります。
毎日の洗浄で菌の繁殖を防ぐこと
マウスピースは毎日しっかりと洗浄することで、雑菌の繁殖や臭いの原因を防ぐことができます。
水洗いだけでは不十分なことも多いため、専用の洗浄剤や中性洗剤を使用し、ぬるま湯でやさしく洗うのが基本です。
ブラシでこする際は、傷がつかないように柔らかめの歯ブラシを使いましょう。
洗浄後はしっかりと乾燥させてから保管することで、清潔な状態を維持しやすくなります。
外出先での飲み物対策としてストローを活用すること
外出中にどうしても飲み物を摂取したいときは、ストローを活用するのがおすすめです。
ストローを使うことで飲み物が歯やマウスピースに直接触れるのを最小限に抑えることができ、着色や酸の影響を軽減できます。
特にアイスコーヒーやお茶などを飲む機会が多い方にとっては、ストローの利用が大きな助けになります。
使い捨ての紙ストローやマイストローを常備しておくと便利です。
就寝中はできるだけ水以外を控えること
就寝中は唾液の分泌量が減少し、口腔内の自浄作用が弱くなるため、虫歯や口臭のリスクが高まります。
そのため、寝る前や夜中にマウスピースをつけたまま水以外の飲み物を摂るのは避けるべきです。
どうしても口が乾いてしまう場合は、常温の水を少しだけ飲む程度にとどめましょう。
習慣として「夜は水だけ」と決めておくと、マウスピースも清潔に保ちやすくなります。
